感染大国サイエンス

ウィルス性肝炎について

ウイルス性肝炎に気をつけるべき人

 

ここ最近ウイルス性肝炎という病気の名前を耳にする機会が増えたという方も少なくないと思います。

ラジオCMやテレビCM、新聞等でも頻繁に宣伝されているためにそこでこの病気の事を知ったという方も少なくないでしょう。

なぜこのウイルス性肝炎が取りざたされているのかと言いますと、日本人に多い肝臓病の元となるウイルス性肝炎が日本で猛威をふるっているからなのです。

また、肝臓と言うのはウイルス性肝炎に犯されていたとしても沈黙の臓器と言うくらいですのでなかなか症状が出にくいという特徴を持っています。

ですので、症状が出た時にはすでに肝硬変であったり、肝がんへと進行していたという事も少なくないのです。

それを防ぐには体の調子に異常が無くても定期的に肝臓の検査を受ける事が必要です。

特に三十五歳以上の方は検査が義務で無かったために一度も肝炎検査を受けていない状態ですので一刻も早く検査をお勧めします。

他にも親族に肝炎にかかった人がいる人であったり、刺青を入れている方、輸血をされた方、不特定多数の相手とセックスをした事がある方などは要注意です。

日本人に多いB型、C型肝炎は水や食べ物、そして体液や血液を通して感染しますので、衛生管理に気をつけ、体液や血液が付着するカミソリや注射の回し打ちは避けてください。

 

予防で肝がんへの移行を防ぐ

 

ウイルス性肝炎という病名がなぜ今ここまで取りざたされているのかと言いますと、日本人の死因上位でもある肝臓がんの元となるウイルスであるからです。

しかも、三十五歳以上の方はこのウイルス性肝炎の検査を受けた事が無く、自ら受けないと感染しているのかどうかすら分からない状態にあるのです。

ウイルス性肝炎には、A型肝炎ウイルスからE型肝炎ウイルスまでと五種類のウイルス性肝炎がありますが、日本人に特に多いのがB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスの二種類のようです。

五種類もあるけれども何が違うのかと言いますと、大まかに説明しますと感染ルートが違うということになります。

A型肝炎ウイルスとE型肝炎ウイルスであれば主に食事や飲み水からB型肝炎ウイルスとC型肝炎ウイルスでは体液や血液から、D型肝炎ウイルスはB型肝炎ウイルスにかかった状態の方が血液を介して移るようです。

脱法ドラッグなど複数の人が注射の回し打ちをして感染している例もあり、注射の回し打ちや不特定多数の人とのセックス、素人によるピアスの穴開けなどは衛生管理が行き届いていないために避けるべきです。

また、食べ物においても生食による感染事例もありますので、ればさし・馬刺しなど好きな方も多いと思いますが避けてください。

どの肝炎ウイルスも決して防ぐことは難しいものではなく普通に日常生活を送っていれば避けられるものです。

また日頃から検査を受けることで症状が軽いうちであれば薬による治療で完治することもありますし、また感染前にできることとしてワクチンの接種で予防することができます。

どの型のウイルス性肝炎もウイルスに感染してしまうと慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと移行する危険性をはらんでいますので注意が必要です。

そしてもっとも怖いのが肝臓は沈黙の臓器と呼ばれる通りウイルスに感染しても全く気付かないという事が多くその間に肝がんへと移行する患者が少なくない事です。

カテゴリー: 肺炎 

スマトラ沖大地震での感染症について

2004年のインドネシア、スマトラ島における地震に関して、まだ、記憶に新しい人は多いのではないでしょうか。⇒インドネシア、スリランカ等(スマトラ島沖地震・津波災害復興支援事業)

大地震により、想像を絶するような被害がもたらされました。

地震は恐いですが、それ以上に恐いのは地震に伴って起きる津波の被害ではないでしょうか。

実際、地震だけでは、それ程の被害にはならなくても、その後の津波によって大規模な被害がもたらされるケースは少なくありません。

スマトラ島沖地震の場合、スマトラだけではなく、タイやスリランカ、インドなど、地震や津波による死者の数は数十万人だったと言われています。

また、津波による直接の被害だけではありません。

地震や津波の後の衛生状態の悪化により、急激な感染症の発生による被害も大きかったのです。

例えば、スマトラ沖地震の場合、その被災地の多くが、もともと感染症の多い地域ということもあり、津波による水の汚染により、蚊が大量発生しました。

そのため蚊を媒介とするマラリア、デング熱などの感染症が見られました。

また、汚染された水や食料を口にすることによって、肝炎、赤痢、コレラなどの感染症の危険性も高まります。

その上、被災地の多くが気温が高く、上下水道が整備されていないような場所などの場合、その危険性は、さらに大きくなるのです。

津波の後は、水や食料の汚染が避けられず、感染症の危険性が高くなるという傾向があります。

その他にも破傷風にも気をつける必要があります。

破傷風は傷口から破傷風菌が体内に侵入することで感染します。

地震や津波で傷を負った状態で、衛生状態が悪い環境に置かれた状態が続いた場合、人々の間ではストレスもたまっていきます。

そういった状態で、長い間、屋外生活を強いられていると、感染症にかかる可能性も高くなることでしょう。

もちろん、心配なのは感染症だけではありません。

感染症などを避けられたとしても、長い間の屋外生活などにより、ストレスに耐えられなくなり精神面での影響が出ることも考えられます。

また、精神面での影響により、免疫力が下がった状態が続くと、感染症にかかりやすくなるという悪循環も考えられるでしょう。

衛生状態が悪化すると、ネズミなどによるペストや狂犬病などの感染症の危険も高くなります。

地震や津波の場合には、感染症をどうするかというのが大きな問題でもあるのです。

カテゴリー: スマトラ 

ウェストナイル感染症について

北米やヨーロッパ、オセアニア、中東、アフリカ、中央アジアなどではウェストナイルウィルスによる感染症が見つかっています。

また、近年ではアメリカ合衆国本土の広域でウィルスが見つかり、発症者は3000人と言われています。

ウェストナイル感染症によるウェストナイル熱は蚊を媒介として感染し、その潜伏期期間は3日から15日程度、感染すると、悪寒や発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咽頭痛、倦怠感などの多種の症状が見られることが多いようです。

とは言え、感染すれば必ず症状が出るわけではなく、感染しても、実際に発症するのは20%と言われています。

ただ、発症した人のうち、3%前後がウェストナイル脳炎を起こす可能性があります。

脳炎を起こした場合、意識障害、痙攣などの症状が見られ、重症化することもあり、場合によっては死に至ることもある恐ろしい病気です。

このウェストナイル熱の治療方法ですが、これといった治療方法はありません。

ですから、通常は対処療法が行われます。

感染しても全く症状が出ない人もいる代わりに、高齢者や免疫機能が低下している人の場合、重症化することや致命的な場合もありますから、そういった場合には、注意が必要です。

感染経路については、ウェストナイルウィルスの増幅動物は鳥であると言われていて、人への感染は、鳥からの吸血によりウィルス感染した蚊に刺されることによるものと言われています。

もし、ウェストナイルウィルスの感染地域に出かける場合は、防虫スプレーや防虫剤を用意するなど、蚊に刺されないように注意することが必要です。

なお、通常の生活において、人間同士の間で感染することはないと考えられていますが、ただ、輸血や母乳を介しての感染の可能性は否定できないようです。

カテゴリー: ウェストナイル感染症 

重症急性呼吸症候群(SARS)とは?

2002年に最初に患者が発症し、2003年には感染が広がり話題になった「重症急性呼吸症候群(SARS)」。

これまでの感染とは違い、あっという間に、各国に広がっていき、人々を震撼させたということは記憶に新しいのではないでしょうか。

SARSは、SARSコロナウィルスによって引き起こされる感染症で、飛沫感染によって感染が広がると考えられています。

また、コロナウィルスは人の体内だけではなく、体外でも、3時間以上生き延びると言われていて、接触感染の可能性もあるようです。

潜伏期間は2日から7日。最長で10日の潜伏期間で、感染すると、38℃以上の高熱で、呼吸器症状が見られることが多いのが特徴です。

ですから、最初は、「風邪でもひいたかな?」または、インフルエンザ流行の時期の場合、「インフルエンザかも?」という症状で始まることも多く、感冒だと考えてしまう可能性もありますが自己判断で、薬や解熱剤を使用するのは避けた方が良いでしょう。

また、恐ろしい病気として話題になったせいか、死亡率が大変高いという認識の方が多いようですが、実際の死亡率は10%前後と言われています。

治療方法ですが、ウィルスであるため、抗生物質は効きません。

また、これと言った予防方法もありませんが、通常の感染症の場合と同じように、人ごみには近づかないようにする、手洗いやうがいを徹底的に行う、マスクを着用するなどの注意が予防としては効果的です。

また、2003年の流行の時にも話題になりましたが、多くの感染症の場合、現在では感染した人が、海外へ移動することによって、あっという間に感染が広がる場合が増えてきています。

感染症の場合、国際化が逆に弊害になることも考えられます。

ですから、何らかの感染症が流行した場合、感染地域にはあえて近づかない、飛行機内や空港での感染に注意する、など、まずは感染を広げないようにするという、各自の注意がも重要となる時代になったと言えるのではないでしょうか。。

カテゴリー: SARS 

BSE(牛海綿状脳症)について

狂牛病(BSE)とは?

狂牛病と言う言葉を耳にされたことはあるでしょうか?

恐らく、牛肉を購入するときにも、狂牛病が心配で、産地もできるだけチェックし、牛肉を購入する場合は日本産だけを選ぶようにしているという方も少なくないのではないでしょうか。

特に牛肉が好きでほぼ毎日のように食するという人にとって、狂牛病という病気は大変気になる重要テーマではないかと思います。

ところで、狂牛病とは、いったいどのような病気なのでしょうか?

簡単に言えば、牛の脳などの組織に異常が起こる病気です。

狂牛病によって、牛の脳の組織がスポンジ化し、それによって、影響が出る遅発性であり悪性の中枢神経系の疾病なのです。

具体的には、脳などの神経組織などのブリオンと呼ばれるたんぱく質の異常化が起こり、異常ブリオンが徐々に蓄積していくことによって発症する病気です。

もし、一旦、牛が発症すると攻撃的になったり、鬱状態になり、運動能力も衰え、麻痺症状なの症状がみられるようになります。

また、発症までには時間がかかります。

潜伏期間は通常、2年から8年ですが、一度、発症すると、数週間から数カ月の間に死亡するという恐ろしい病気です。

この症状を狂牛病、またはBSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)と呼ぶのです。

ところで、牛にとって、大変恐ろしい病気ではありますが、BSEは、牛と牛との間の通常接触による感染や空気感染はしないと考えらています。

それでは、どのようにして牛の間にBSEの感染が広がったのでしょうか?

一説としては、羊の間でも「スクレイピー」という類似の病気がありますが、その羊の肉骨粉を飼料として使っていたことが牛への感染の原因の一つであるといわれています。

また、羊とは関係なく牛の間で自然発症したという説もあります。

いずれにしろ、感染が広がった大きな理由は、すでにBSEに感染した牛から作った肉骨粉を飼料として、その他の健康な牛に与えていたことであると考えられています。

 

BSE感染の危険性

 

牛にとっては恐ろしい病気である狂牛病(BSE)ですが、なぜ、牛の間での感染が広まったのかというと、異常ブリオンを多く含んでいる可能性のある肉骨粉を、牛の飼料として使っていたことに起因していると考えられています。

古くから肉骨粉自体は飼料として使われていたのですが、(1920年代に英国で開始)、初期の頃は、きちんと高温加熱し、さらに有機溶媒を使う抽出方法を利用していました。

ですから、そのような処理によって異常ブリオンは不活性化されていたため、牛の間での発症が見られたなかったのです。

ところが、後にコスト削減という理由で、処理方法が簡略化されました。

そのため、牛の間での感染が広がっていったのです。

ところで、この恐ろしい狂牛病ですが、人へ感染する危険性はあるのでしょうか?

現時点でわかっていることとしては、人の間でも、BSEの場合と同様に、脳の組織でスポンジ化が起きる「新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」という病気があるということです。

まだ、詳細についてはわかっていないのが現状ですが、恐らく、この新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、BSEが原因ではないかと考えられています。

では、新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、どのようにして人に感染するのでしょうか?

その理由ですが、牛肉の中で、特に異常ブリオンが多い、特定危険部位を食べることによって、ヤコブ病になるのではないかと考えられています。

ですから、牛のどの部分を食しても、ヤコブ病になる危険性が高いというわけではありません。

たとえば、牛肉の筋肉の部分、牛乳、乳製品などは安全であると考えられています。

つまり、ブリオンの多い特定危険部位を避ければ、特に危険ではないということになります。

また、国内産の牛肉の場合、危険部位である脊髄は除かれ、その後、洗浄されているので、比較的、感染リスクは低いのではないかと考えられています。

難病情報センター

カテゴリー: BSE 

アーカイブ

サイトメニュー

ウェブでの購入が可能

おくすりクリニックでは店頭では、中々お目に掛かる事のできない海外医薬品(ジェネリック医薬品)を取り揃えております

性病薬を購入する
クラミジアに効く「クラビット」やヘルペスに効果のある「ゾビラックス」など用途に応じてお使い頂けます。

禁煙補助薬を購入する
たばこ(禁煙)をお考えの方には「チャンピックス」はいかがでしょうか??

Copyright(c) 2014 感染大国サイエンス All Rights Reserved.